世界の裏側で何が起こっているのか?
以下、ベンジャミンフルフォード氏のレポートです。
なるほど、腑に落ちます。
このままでいくと、世界の権力図が変わります。
◆ 杭州G20会議で浮き彫りにされた欧米権力の没落
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≪2016/09/12 VOL382≫
先週は「G20首脳会議(4日~5日)」、「ASEAN関連首脳会議(6日~8日)」
と国際会議が立て続けに開催されていたが、それら公の場でもオバマを傀儡と
する「ロックフェラー、ブッシュ、クリントン一派」の敗色濃い状況が浮き彫り
にされることとなった。
まず、G20会議出席のためにアメリカの大統領専用機「エアフォース・ワン」
が杭州の空港に着陸した際、赤い絨毯を敷いたタラップ(移動式階段)が用意
されておらず、オバマは普段ならあり得ない機体後方にある据え付けの階段を
使って飛行機から降りる羽目になった。
赤絨毯のタラップは受け入れ国側が用意するのが通常、しかも他のG20諸国の
首脳らにはちゃんと赤絨毯のタラップが用意されていた。中国側は「アメリカの
意向に沿った結果だ」と釈明しているが、これは明らかに中国が世界に見せつけ
るために公然と行った侮辱的行為だった。
【 杭州G20会議 】
さらに「ASEAN関連首脳会議」が始まる前日の5日にも、オバマはフィリピン
のドゥテルテ大統領からタガログ語のスラングで 「putan ina mo (※ 直訳は
“お前の母親は尻軽女”)」 と公の場で罵られている。また、首脳会議の議題に
取り上げられた 「南シナ海の領有権問題」 についても、ワシントンD.C. が
目論んでいた「中国包囲網政策」がASEAN諸国に否定され、中国が呼び掛け
ている 「平和的解決」 に賛同の声が集まった。
それに加え、G20会議後に採択された首脳声明からは ロスチャイルドや欧州
王族などのヨーロッパ勢が、ハザールマフィアのアメリカ勢の意に反して中国
との共同歩調を取っていることが窺える。それは、ヨーロッパ勢が主導するIMF
の動きを見ても明らかだ。
昨年の11月30日、IMFは2016年10月から人民元をSDR(特別通貨引き
出し権)の構成通貨として新たに採用することを決定している。そして、先日の
G20会議開幕直前には 世界銀行が中国の銀行間市場でIMFの「SDR建て債券」
を5億SDR発行、近く 政府系の中国国家開発銀行も同債券の発行を予定して
いる。
SDR建て債券の発行は1981年以来初めてのこと。実際の決済は人民元で行わ
れるという。今後は、雪だるま式にこのようなSDR債券の発行が増える見込み
だ。
また、声明文にはハザールマフィアが管理するIMFや世界銀行などの国際機関
についても、中国を含む新興国や発展途上国の 「クォータ(出資割当額)」 と
「議決権シェア」について大規模な再調整を行うことが約束されている。
いまや、ハザールマフィアも中国の言い分を無視することは出来ない。中国が
「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」や推奨する「ビットコイン」などの仕組み
をうまく利用すれば、確実に世界の金融覇権を手に入れられる環境が整って
きているからだ。
ロスチャイルドや欧州王族などのヨーロッパ勢が、早々に中国へと接近したの
も、そうした危機感があったからだ。ロンドン・ロスチャイルド家の現当主、
ジェイコブ・ロスチャイルド男爵やその長男であるナサニエル・ロスチャイルド
の派閥の人間によると、彼らは1年半ほど前から既に全ての資産を中国に移動
させているという。
【 中近東利権 】
中近東でも ロックフェラーやブッシュ、クリントンの一派は形勢不利に追い
込まれている。
先日のG20会議の場でも、「ロシアとトルコがシリア問題で協力していくこと」
が改めて確認された。 それにより 「カタールとサウジアラビアの天然ガスを
シリア経由でヨーロッパや世界に輸出する」というロックフェラーやブッシュ、
クリントンの計画は 完全に頓挫したことになる。
というのも、既にヨーロッパの主な天然ガス供給元となっている同盟国ロシア
との約束で、シリアのアサド政権がシリア国内でのパイプライン建設を拒んで
いるからだ。結果、西ヨーロッパはロシアのガスに依存し続けることになり、
ヨーロッパにおけるロシアの影響力は ますます強くなっていく。
ロシア当局筋によると、最近ではエブリン・ロスチャイルドやロックフェラー
一族らがロシア政府に身柄保護を求め、その代わりにロマノフ朝の金(ゴールド)
をロシアに返還すると約束しているという。
ただし、彼らはロシア国内に金(ゴールド)を移した後も、それに付随する権限
(貨幣発行権など)だけは維持したいと申し入れているため、いまだロシア政府
からは色よい返事は得られていないようだ。また、ロックフェラーの奴隷分子
である日本の岩崎、三菱、安倍の一派も同じくロシアにすり寄る作戦を取り始め
ている。
【 日露関係の今後 】
そうした状況の中、ロシアのプーチン大統領はG20会議後の5日に行われた
記者会見で「平和条約締結後に、色丹・歯舞の2島を引き渡す」とした日ソ共同
宣言(1956年)に言及、日露の歩み寄りを訴えている。
ようは、ワシントンD.C.勢も 今や日本とロシアの平和条約に横やりを入れられ
る状況ではなくなっているのだ。日本が望めば、ロシアと歩み寄る道は開けて
いる。
もちろん、ブッシュ、クリントンらが、この状況を受け入れて大人しく降参する
とは考えづらい。彼らが、何か「とんでもない事」を企んでいる可能性は高い
だろう。
先週の9日にも北朝鮮が 「核弾頭の爆発実験に成功した」 と発表して世間を
騒がせていたが、普通に考えて、そのような技術が北朝鮮にあるわけがない。
このニュースはブッシュ・クリントン一派による 「世界に向けた脅し」 と考え
るのが妥当だろう。つまりは、「あまり追い込むと北朝鮮を代理にして核爆弾の
カードを切るぞ」 というメッセージである。
また警戒すべきなのは、2001年の911テロ直前に起きた不可解な現象が、最近
になって再び発覚していることだ。911の前日、つまりは2001年9月10日に、
当時の国防長官ドナルド・ラムズフェルドが 「国防予算から2.3兆ドルの使途
不明金が発生している」 との発表を行っていた。そして今回、アメリカ国防省
(ペンタゴン)の監察総監室(US Department of Defense Inspector General)
が7月26日付けのレポートの中で 「2015年中に6.5兆ドルの使途不明金が
ある」 との内容を報告しているのだ。
http://www.dodig.mil/pubs/documents/DODIG-2016-113.pdf
その6.5兆ドルの「使途不明金」が911を超える何かとんでもない計画に使われ
ている可能性は否定できない。それを明確にするためにも、ロックフェラー、
ブッシュ、クリントン一派の身柄拘束は急務である。
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